お皿も、調理器具も何にもなかったけど、
フライパン借りて、
秋刀魚焼いた(季節外れだったけど、安かったし、美味しかった)
ご飯炊いて
キューブのお味噌汁にお湯入れて
美味しかった。
自分が食べたいものを食べられる幸せ…
ここまでくるのに、プッツンしてから1週間かかった。
ここまでくるのに、32年かかった。
秋刀魚…夫が「内臓が苦くて、その点だけ好きじゃないな」って言ってきて、私が「何が言いたいの?出すなってこと?」ってキレた。それで、それ以来、秋刀魚が食卓に上がることはなくなった。私は好きだったのに。
今日、あじの開きと秋刀魚を買った。魚が食べたかった。魚とお米とお味噌汁というザ・和食が食べたかった。結婚してから一度も食べたことがなかった。
食事を各々別々に作って食べることすれば良かった話だけれど、いつもいつもいつもいつも、夫の好みに合わせてた。
何を出しても、おいしい、おいしいって食べてくれるわけでもなく「悪くはない」って言われたら、もうその料理は作れなかった。ムカついてたけど。
私は、私の人生を取り戻したい。